15年ぶりにPCを新調しました。
正確には、15年ぶりにマザーボードを新調したというのが正しいです。
調べれば調べるほど、最新のモデルの方が安いということで全て新品で揃えました。
予算は2万円でしたが、M2SSDを追加とメモリ増設予定なので3万円でお釣りです。
使わなくなったPCはバラして売るので、差し引きでもう少し安くなるのかなと思います。
本当に0から組みたてるなら、あと電源とOSをプラスして5万円くらいはかかりそうですよね。PCは大抵どの年式のスペックで組もうと5万はしますよね。OSが高いから。
ヤフオクならOS安いけど。
究極で組めば3万以下、2万以下で組めるとは思いますが、それでも電源に金がかかるかな。
スペックは、今回の記事より落ちます。
話はそれましたので戻します。
今回、PCを新調して気づいた点などを書きたいと思います。
まずは購入金額の内訳を書きます。
購入金額の内訳は
AMD Ryzen3 3200G --- 1万円(ソフマップセット売り)
ASUS B450 Tufgaming --- 7000円(ソフマップセット売り)
krevv DDR4 4GB×2 ---- 2500円(アマゾン)
WD SN550 500GB --- 6770円(アマゾンタイムセール)
苦戦したところは?
AMDのCPUファンをつけるのに苦戦しました。リテールファンにネジにバネがついてて締める感覚がわからずに苦戦。
あとはWD SN550を取り付けに苦戦しました。調べて30度の角度から差し込むを知ったら簡単でしたが、あとはM2のマザーボードに取り付けネジが、すごく大変でした。ネジ小さすぎ!
大苦戦は、M2SSDのクローン
一番苦戦したのは、M2SSDのクローンです。BIOSが殺風景のものからUEFIというグラフィカルなBIOSになったことで、ディスク管理の初期化でMBRとGPTがわからずに、クローン失敗をしました。調べたら、グラフィカルになったBIOSのPCでクローンはGPTにしないといけないとのこと。クローンソフトは Acronis True Image for Western Digital。
クローンは500GBでなら1時間ちょいくらいでしょうか。
私は失敗とブートドライブにハマり3時間はかかりました。
ただ理解してからは、1時間ちょいで終わりました。
気になる電力
ワットモニターでの計測は、この構成ですと普通使いで60w前後くらいです。アイドル時に30Wがでているときもありますが。core2duoの時は、グラボもありますから、常時80W以上でていました。アイドル時でも80Wです。core2duoとGPUのセットだとゲームをすると120W以上を計測していました。
これ以上電力を下げるには電源を買い替えになるのかなと思います。
今使用している電源は、10年以上前に購入した80plusスタンダードの電源なんですが、これを80plusゴールドの電源に変更したら多分あと10Wは削れそうです。計測値を見ると電源の80plus認定のスタンダードからゴールドの差が結構大きいみたいです。
電源の容量ばかり気にして、ここの認定マークを見落としがちですが、ここもこだわると消費電力を下げることができるようです。
DVDドライブは待機中でも2Wくらい使ってるので、これを外したり、ケースファンを減らすことで、さらに省エネPCになります。
でも10Wを24時間30日使ったとして200円くらいなので、この差で電源を買い替えるまでに至るか?と考えると微妙なラインです。一応安いのがあれば買い替えようかなって思いますが。現在使用の電源に価値がある内に売って買い替えた方が安上がりですし。
ゲームはどこまでできる
このAPUでどこまで遊べるかは、まだまだ確認中でありますが、多くのレビューにある通りPS3レベルのゲームならストレスなくプレーできそうです。
画質は最高になることはできないかもしれませんが、最高の画質でゲームしたい人ってどれだけいるのでしょう?
そういったガチ勢であれば、このCPUを選ばないですし予算が許す限りで最高の環境でゲームがしたいなら私も選びません(笑)
シティーズに関しても、想定通りまだまだ大規模な街を作りたいならCPUとメモリが足りないと感じます。ですが普通のプレーであればヌルヌルプレーできます。テクスチャも中程度で遊べそうです。core2duoでも遊べるゲームですから当然といえば当然ですけど。
個人的解釈でありますが、ベンチマークをゲーム機で例えていくと
ベンチ10000以下 --- PS4
ベンチ10000以上 ーーー PS5
ベンチ20000以上 ーーー PS6
といった感じでしょうか。
このCPUのベンチマークは7000です。
最近はCPUベンチマーク80000クラスの、エリート戦士がでてきてるので古いスペックではあります。ベンチマークだけで見れば7000クラスはもう5年以上前にでていますから。
それなのに何故このCPUを選ぶかというと、このCPUはこれまでの20年(windows 98 xpなど)の歴史を、このCPUをまとめたような感じで、目新しくはないけどGPUまで搭載して、この20年のソフトが遊べるといったCPUだからです。
ベンチマークだけでいえば、10年以上前のcore2duoの3倍程度の性能しかありませんから、最新ゲームをしたい人であれば、確実にスペック不足になりますので、PS5級に(配信もしたい!あれもしたい)となれば、ベンチマーク15000以上クラスのものが必要となるのかなとは思っています。
ただ最近ゲームやOSは最適化されててソフト自体が軽くなっているので、PS5のゲームがしたいなーって思えば、少し安い中古のグラボを買えばPS5のゲームも可能と思います。
付けたり外したりが面倒ですが・・・。
あと最新のゲームがしたいといっても、ただただ画質が綺麗になったFPSばかりなんですけどね、、、
レトロゲーム、古いゲーム、シミュレーション、エミュレーター(bluestacks)をストレスなく遊びたいのが私の購入理由で、その目的は達成できてると思います。
bluestacksはCPUとSSDのスペックが少し足りないかなって印象です。
CPUはコア不足かな。6コア以上あるとよさそうです。
SSDは、爆速だとどれくらい変わるか知りたいところです。
そうなると、ryzen3 4750Gあたりになってくるんでしょうけど、まだまだ価格が高いのと、検証データが少ないです。
M2SSD選びはどれがいい?
M2SSDの発熱を怖がってSN550にしたが、ほとんど発熱がないことがわかった。
夏場でも30~40度くらいでおさまりそうですから、ATXケースであれば、特に発熱を怖がらずにサムスンSSDでよいのかなって思いました。
ちなみに、うちのATXケースは、横のボードは常に外してあります。
ファンはリアのみ稼働です。エアフローの究極はケースをオープンにすることですから。
しっかりケースに収めると、熱はこもり、リアファンが8㎝だと排気が追い付かないです。
最近のグラボも発熱はすごいですから。
実はsamsungの970 evoとWDのsn550を超絶悩んだんです。
970 evoはリード3500 SN550はリード2400。だったかな
3~4日くらい悩んだ末、SN550を選んだんですけど、サムスンでよかったかなって後悔しています。それくらい発熱がなかったので。
ただ私の使用しているCPUはAPUでありGPUを設置していないからかもしれませんので、グラボを設置したらエアフローが悪くなるのは確実なので、熱はこもるだろうなとは思います。だから、この辺で発熱に関する情報が錯綜してるんだろうなって思いました。
ほとんど、この発熱に関して情報が少ないのが凄く悩んだところです。
Amazonでは初心者のレビューが多いですし、価格コムでは情報が少ない。
あとは、レビューの大半がサムスン熱い熱いっていうレビューばかり。
レビューは、本当にあてにならない。詳しく書いてるブログも少ないですし。
サムスンのレビューは、970 evo plusやproのレビューが多かったです。
要するに、廃スぺな人達の参考にならないレビューばかり。
APUならサムスンでも問題ないと思います。サムスンはソフトも使いやすいですし。
M2SSDにしてみて
M2SSDにして、ハードディスクの100%問題は解決しました。
タスクマネージャーでディスクは、数%を行き来して、どれだけSSDの処理が速いかがわかります。
しかし、今度このSSDの速度にCPUやメモリがついていっていません。
これが気になる人は、さらなるスペックアップを目指すことでしょう。
これらを踏まえてタスクマネージャーを100%にしないスペックを考えると、CPUのベンチマークは20000以上、メモリ32GBにしたらM2SSDついていけるのかなって思います。
実際2日程度使ってみてRyzen3 3200Gでは、M2SSDの速度についていけてないことがわかりました。ディスクの100%はなくなったが、今度CPUが100%になりますから(笑)メモリも8GBでは足りません。
ここが多くのレビューで勘違いで言われている、SATAとM2に差がないという意味なんだなと。
CPUの速度M2SSDについていけないことレビュアーが分かっていないってことだね。
昔のM2ソケットを使ってるユーザーなら、M2SSDのベンチ1000くらいしか速度がでないわけだから、SATASSDのベンチ500とほとんど差はないよね。
だけど、現状のM2SSDはベンチマーク6000越えもありますから、ベンチマークの低いCPUならその速度についていけてないわけです。
CPUが頑張って運んできたデータを、M2SSDは一瞬で処理してしまうわけですから(笑)
CPUとメモリを増設したら、確実にSATAが追い付けないほどのスピードになるのは明らかです。
OSの立ち上がりに関して
M2SSDにしてから、体感でも早く立ち上がるようになりました。とはいえ、windows10は、今までのOSより軽いのでHDDでも意外と早く立ち上がるんです。
ただHDDが処理しきれなくて、HDDのディスク100%によって立ち上がりが遅くなってるんだと思います。
とはいえ、M2SSDを体験すればHDDに戻れないですし、HDDはもう世代交代なのが分かります。
今後はM2SSDが完全に主流となり、SATA接続の記憶装置はなくなるんでしょうね。
総括
予算が2万円で作るのが目的でしたから、狙い通り想定通りのスペックや体感速度を組むことができたんじゃないかなと思っています。
SSD選びに失敗した感がありますが、候補にあがってたSSDとのリード1000の差がどこまで影響しているかは未知数です。ライトは、ほぼ一緒ですので変わりません。
マザボはM2SSDを二つのせれるマザボにした方が無難です。
M2SSDが主流になるのは明白ですから今後、三つ乗せれるマザボとかも出てきそうですね。
SSDも、だいぶ手ごろ感が出てきたので、あと5年もしたらHDDを使う場面はなくなりそうですね。ただSATAのSSDは、まだまだ高いですよね。
マザボは、将来性を考えてASUS B450 tufgamingを選んでいますので、今後のCPUなどの相場に注視しながらCPUの買い替えも検討していくと思います。
ソケットAM4は、ベンチマーク40000クラスのCPUも乗せれますから、そのCPUが1万円台になったら買いたいです(笑)
M2SSDも、もっと爆速で熱がないものがでてくるでしょうから、そうなったらまた買い替えかなと思っています。